どうも、管理人のちゃーんです。
今日は一週間ぶりに現場に行ってきました。楽しい時間になるはずでしたが、天気はあいにくの雨でした。
私は雨男ではないはずなのですが…仕方ないですね。
さて、この記事では、今日の作業内容、使用した測量機器、雨天の現場の注意点などを紹介しています。
興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
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今日の測量作業内容
今日行った現場作業の内容です。
簡単に言えば、舗装道路の上にポイントを測設してきました。
測設とは何かと言うと、測量機器を使用し、現地に測量や施工で使用するポイントを打設することです。
道路上に赤いピンが打ってある場所ところを皆さんも一度は見たことがあると思います。
あ、皆さんに言いたいのですが、車道上や、近くで作業している人の近くを通行する際は
あまりスピードを出さずにお願いします。
やってみたらわかりますけど「めっちゃ怖いです」
冗談抜きで、心臓がギュッてなりそうなほどこわい時もあります。
誘導員さんがついている場合もありますが、下を見て作業したりしていると周りが全く見えていない場合がありますので、お互いが気を付けて事故の無いように過ごしたいですね。
現場作業は安全第一です!
細心の注意を払って作業していますので、ご協力をお願い致します。
使用した測量機器の説明 「LNシリーズ」
今日の作業に使用した機器の説明に入ります。
ポイント測設の際に使用した測量機器は「LNシリーズ」です。
建設現場で働く方たちにはすっかりお馴染みの測量機器だと思います。
私の会社では数年前まで従来通りのTSである「SET5X」を使っていましたので、相当な進歩ですね(笑)
「LN150」と「SET5X」の大きな違いは、測量機器を使用し測定する際に、通称「器械マン」がいらないということです。
「器械マン」とは、測定する際に器械を視準し、測定ボタンを押す人のことを言います。
「器械マン」と呼ぶのは私の会社だけかもしれませんが(笑)
とにかく、「LNシリーズ」とは、作業する人数を減らし、作業のストレスを軽減するありがたい測量機器のことです。
ただしこの機器を操作するためには専用のアプリケーションと端末が必要になります。
端末はネットで販売しているスマホで十分使えます。
フリーソフトのものもあれば、メーカーから発売されている有料のものもあります。
簡易的な作業であれば、フリーのもので十分です。
この器械で作業することに慣れてしまうと、もう昔の働き方には戻れません。自動追尾というものはとにかく楽ですね。
雨天時の測量作業・現場作業の注意点と対策
さて、話はだいぶ逸れましたがここからは雨天の現場の注意点について書いていきます。雨天の現場は特に気を付けなければいけないことが多いです。
雨が降れば自律神経系が乱れます。この本に書かれている内容を理解してい、雨天時の作業を少しでも快適に過ごしたいですね。
雨天時の測量作業・現場作業の注意点と対策その1 足元が滑りやすい
雨天時の作業で多い事故が、転倒によるものです。なぜなら、雨により足元がぬかるみ、滑りやすくなることが原因です。
対策として、私が行っていることがあります。それは足元に注意して歩くことです。焦って作業をすることは雨の日には絶対にNGです。
歩幅をいつもより狭めて歩くと転倒のリスクは減ります。
俯いて歩くいうわけではなく、慌てて行動しないという意味です。
雨天時の測量作業・現場作業の注意点と対策その2 一般車両や作業車などから見えづらい
雨は視界を奪います。車に乗っていればなおのこととです。それが原因で思わぬ事故を引き起こすこともあります。事実、雨天時は事故数の増加があります。
対策としては、安全チョッキを身に着けることです。測量屋さんだとたまにチョッキを着ないで作業をしている方を見かけます。晴天時は危険が少ない作業でも、雨天時にはどのような不運があるか予測できません。ですので、チョッキの使用を奨励しています。
雨天時の測量作業・現場作業の注意点と対策その3 レインコートなどを着て作業するため、汗をかいてしまい、体調管理が難しくなる
よく管理人の会社の人が雨天時に言っていることがあります。「雨に濡れるか、自分の汗で濡れるか決めなくちゃなー」です。
どういうことなのかと言うと、レインコートは通気性が悪いです。ですので、力作業をなどを行い、汗をかいた場合に、雨に濡れる場合よりも後始末が大変になることがある、ということです。
よく夏場の作業時には、多少の雨ならレインコートを着ないで作業した方がいいという結論になります。
対策としては、外気温や、雨の量など、自分で判断をし、どの服装が一番体調管理が楽なのかを考えます。着替えは多めに持っていくべきです。
雨天時の測量作業・現場作業の注意点と対策その4 レインコートのフードを被って作業をすると視界が狭まる
建設現場あるあるなのですが、雨天時にはヘルメットのふちを伝う雨が思いのほか邪魔になります。
予期せぬタイミングで雫が手元に落下することで、思わぬ間違いを引き起こしたり、単純に作業の邪魔になったりします。
ですので、レインコートのフードを被って作業をすれば雨の落ちるタイミングを管理しやすいな、と個人的には思います。たまにフードの濡れた部分を手で払えばなかなか雫が落ちて来ませんからね。
ですが、この方法は視界が狭まるというリスクも背負います。
ですので対策としては、自分の世界に没頭して作業をしすぎないことです。きちんと周りの状況を確認しながら作業をするようにしたいものですね。
声掛けは大事な安全対策です。
雨天時の測量作業・現場作業の注意点と対策その5 モチベーションが上がらないため、作業効率が上がらない
この問題が一番の難題ですね…降りしきる雨、吹き止まない風…その中で作業をするのは本当に大変です。
寒いし、濡れるし、風邪ひくし 三拍子そろいます(笑)
対策としては「作業を中止する」これが一番です。無理に雨天時に作業をすることでいいことなんて一つもありません。根性論で作業をする時代は終わったのです。
どうしても、どうしても作業をしなければならない場合は
急がない、慌てない、イラつかない、気を付けて作業をしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今日行った作業の説明と、使用した器械の説明&雨天時の作業で注意することをまとめてみました。
雨天時の現場作業の状況を少しでもイメージしてもらえたら嬉しいです。かなり大変です。
これは蛇足的な話ですが、世の中の流れで週休二日制が義務になりつつあります。しかし、中小企業ではなかなか導入が難しいようです。
個人にもダメージがあります。土曜日を休みにしてしまうと「日給制」で生活費を稼いでいる方たちの生活に深刻なダメージあります。
ですので、雨天時には無理に作業をすることが増えていきそうな気がしています。日数を稼げばその分生活が楽になりますからね。
しかし、雨の日の作業は危険がたくさんあることを忘れないで欲しいです。
現場作業で最優先されるべきことは【 安全第一 】です!
この記事を読んで、建設業界で働く方たちの共感が得られたら嬉しいです。測量の仕事に興味を持っていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
こちらの記事では、測量業界で働くことの現状をお伝えしています。興味がありましたら、ご覧ください。
こちらの記事では、夏場の現場の過ごし方や、お弁当の保存方法について書いています。参考になれば嬉しいです。
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